顔リズムQ&A | 顔リズムの振動は真皮層まで届くんですか?

顔リズム

こんにちはKFTフェイシャルスクール
楠本美樹です。

顔リズムの振動って
「真皮層まで届くんですか?」

特に美容業界の方や、美容の知識が高い方からよく聞かれる質問です。

もちろん顔のマッサージを音の響きで再現しているので、その響きは顔の奥までしっかりと伝わります。なので真皮層にも振動は伝わります。しかし「真皮層に成分を届けるんですか?」と聞かれたら「NO」です。

そのような仕組みの美顔器とは全く違う原理です。

実際のデータとイメージ図で
わかりやすく解説していきますね!

まず下記画像(実際のデータ)をご覧ください。
顔リズム使用前後の肌の断面図です。
上部の白い横線は表皮の部分。その下は真皮層です。
真皮層の緑や黄、赤の点はコラーゲンを示します。緑→黄→赤の順にコラーゲン密度が高い様子を示します。

①エイジングダメージを受けた肌(50 代女性)
表皮角質層はがたつき、コラーゲンも整列が乱れ下部に落ち込んでいます。コラーゲン層と表皮の間に黒い隙間が生まれ(ギャップと呼ばれる老化の原因)、これにより真皮層が角質層を支えきれずに落ち込んで地盤沈下のような状態になるのがシワです。

使用前

②顔リズムシートマスク伝振シートあり10分間使用後
表皮はピンと丈夫にはりがたつきもありません。真皮層のコラーゲンはきちんと整列しギャップの部分を埋め肌を支えている様子(コラーゲンの凝集)がわかりますね。

顔リズム10分(シートマスク併用時)

この結果を見てしまうと、真皮層まで届いてるんじゃないか?という質問が出てくるのも無理はないと思いますが、、

目次

外から肌に異物を入れることは、人体の活動にとって不自然なこと

角質層は体外からの異物の侵入を防ぐバリア機能を持っています。
つまり外から中(角質層よりも奥深くに)何かを浸透させることは人体の活動にとって不自然なことなのです。

現在の技術の発達は著しく、次から次へと多くの機能性化粧品が発売されています。
「分子のレベルを小さくして奥に浸透」とか

「イオンの力で奥まで浸透」とかよく聞きますね。

しかし、これだけ技術が発達してもなお
人間の本来の肌の力以上の化粧品や薬は存在しない
のです。これは多くの有名な皮膚科医さん達もおっしゃっている事実です。

多くの化粧品会社が
外から中に入れる手段を開発する中で
ファセテラピーは30年前から変わらず

自分の肌の力【自然美肌力】を強くすることを提唱しています。

怠ける細胞・元気な細胞イメージ

怠ける細胞(イメージ)

まるでニートのような働きの悪い細胞達
※イメージです。

元気な細胞(イメージ)

自ら能動的に活発に動く細胞達
※イメージです。

世間の人がほとんど知らない!
肌の元気な活動を損なう原因

顔リズムは複合的にアプローチ
元気な肌・顔・気分を蘇らせます。

人は気分(感覚)がほぐれると
いろんなことがスムーズに良い方向に向かっていく。

細胞のひとつひとつの働きも例外ではなく
きちんと気分がほぐれると元気よく活発にリズムよく動き始めます。

受動的に「動かしてあげる」「外から中に入れる」のではなく、ちゃんと働きを取り戻せばしっかりスペックがある人間本来のチカラを能動的に発揮しやすいように誘導してあげる。

ごくごくシンプルな人間の原理を利用し、あくまで能動的な自らの力を引き出す。

そして外から補うべきは厳選された最上品質の必要最小限の化粧品。

だからちゃんとキレイになる。

というのが私の意見です♪
参考にしてくださいね!

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この記事を書いた人

楠本美樹@魔法の手のクリエイター
オリジナルメソッド感脳フェイシャルセラピー創設
KFTスクール代表講師
フェイシャル技術専門のKFTスクールではフェイシャルの技術に特化した実践メインのレッスンで短期間で未経験からでも魔法の手の修得が可能です。
自宅サロン開業までのノウハウをトータルサポートしています。

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