自宅でフェイシャルサロンを開業するのにどんなものが必要ですか?

qanda

自分の好きな空間で、自分らしく、自分のペースで仕事ができる

自宅サロンの醍醐味ですね!

この記事では自宅フェイシャルサロン開業の際に実際に必要なものや、気をつけたいことなどをまとめてご紹介していきます。

オールハンドのフェイシャルサロンに最低限必要なもの

  • ベッド
  • タオルウォーマー
  • スチーマー
  • フェイスタオル(ターバン、首かけ用)
  • 大判バスタオル(敷き、掛け用)
  • 消毒液、検温グッズ(感染症対策)
  • オイル、化粧品類

施術用のベッド

自宅サロンで使うならばは折りたためるものが良いと思います。
私がお勧めするのはこちらの折りたためるタイプです。
寝心地などを追求したらお値段掛けた分だけ良いベッドはたくさんあると思いますが、「開業コストは最小限に」を、考えたらこのシンプルな折りたたみベッドで十分かと思います。寝心地に関しましては各サロン、ベッドと敷き用タオルの間にスポンジを挟んだり、頭やお膝元にタオルやクッションなどを入れ柔らかさや湾曲を出して工夫しているようです。
ただし、直接肌に触れる部分に関しては都度洗濯や消毒ができるように心がけましょう。

よくある肘かけが付いているこのタイプのフェイシャルベッドは一見コンパクトで見た目もなんとなく良いのですが、実際は折りたたむのがかなり厄介な作りになっているため案外不便です。そして、ちょっとデコルテくらいボディの施術入れてみようかな、という場合には不安定で施術しづらい感じがします。
「フェイシャルだけ」「折りたたまなくて問題ない」方には寝心地は悪くないので良いと思います。

タオルウォーマー

これもシンプルなもので良いと思います。スクールにあるのはLサイズですがSからMサイズで十分だと思います。
タオルウォーマーの中に入れるものはコットン、紙おしぼり、必要に応じてタオルなどです。1時間ほどでしっかりと温まります。時間のない場合は一度レンジで温めたものを入れても良いでしょう。なので朝から全てのお客様の必要分を全部入れておく必要はないです。

スチーマー

なくても仕事にはできますが、個人的には絶対にあった方が良いと思うのがこのスチーマーです。なかなか大物なので小スペース内では邪魔になる存在でもあります。卓上のスチーマーというのもありますが、結局使い勝手がイマイチで大きいものに落ち着いてます。こちらもオゾンの出るものやアロマを使用して良いものなど色んな種類があります。私も何種類か使ってみましたがシンプルなものが一番寿命が長く、機器の調子が悪いときも対処がしやすいと感じています。スクールにあるのはこちら

タオル(フェイスタオル)

一人のお客様に使うタオル(私の場合)
髪をまとめる用 1枚
襟元をオイルからカバーする用 1枚
首裏も必要ならもう1枚
ホットタオル 2枚(首元温め、背中拭き用)
これだけのタオルを使うと正直洗濯も大変です。また、オイルの付着したタオルは乾燥機NGなんですよ。(ドラムのタイプとかには必ず警告として書かれています。)あと、オイル分は通常の洗剤ではなかなか落ちづらく、少しでも残ってしまうと時間とともに酸化して臭いが出てきてしまいます。なのでタオルはきちんと洗濯したもの順に先入れ先出しした方が良いです。当スクールではオイル落とし用の洗剤こちらを使ってます。
なので自宅サロン開業される場合はなるべくオイル拭きはコットンと紙おしぼりで処理した方が良いです。でもやっぱりタオルで背中とか首元温めると気持ちいいんですよねー。なので自分なりに工夫研究して最小限のタオルで最大限快適なサロンワーク術をあみだしてくださいね。

大判バスタオル

敷き用、掛け用に使います。ベッドの下を収納スペースとして活用する場合は敷き用バスタオルはさらに大判がお勧めです。バスタオルの大きさも色んなサイズがありますので、色と質感だけを注視してサイズをあまり気にせず買ってしまい、ちょっと小さかったなんてことが何度もありました。なので皆様はそんな経費の無駄遣いのないように、きちんと必要な幅を測ってサイズを確認することをお勧めいたします。

消毒、検温など感染対策グッズ

これらは美容商材屋さんでなくてもアマゾンや楽天などでいくらでも買えますので、値段と質を吟味して使ってください。消毒用エタノールに関しては肌への刺激が非常に強いので揮発するとはいえども、施術の直前にアルコール消毒というのは控えた方が良いと思います。お客様の肌に触れる前は石鹸でしっかりと手洗いが一番良いです。

オイル、化粧品

強い効果よりも低刺激で幅広い方に使えるものを選ぶべきです!
サロンでの効果を高めたいからと化粧品やオイルを高機能なものにすると、それがかえって刺激となってしまう場合もあります。なるべく刺激の低いもの、幅広いタイプの方が使って大丈夫なものを選んだ方が良いです。そしてなによりマッサージに敵う化粧品はありません。自分の肌の力を引き出して差し上げるのがフェイシャルセラピストの仕事ですので、躍起になって機能の優れたものを探す必要はないと思います。

なるべくお金をかけずに魅力的なサロンを目指しましょう♪

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この記事を書いた人

楠本美樹@魔法の手のクリエイター
オリジナルメソッド感脳フェイシャルセラピー創設
KFTスクール代表講師
フェイシャル技術専門のKFTスクールではフェイシャルの技術に特化した実践メインのレッスンで短期間で未経験からでも魔法の手の修得が可能です。
自宅サロン開業までのノウハウをトータルサポートしています。

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